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春なのに雪が舞い散る福島に行った [よしなしごと]

平成24年震災から1年経過した4月6日~7日春なのに雪が舞い散る福島に行きました。寒い...........

《福島競馬が1年5カ月ぶりに再開 平成24年4月7日~29日 計8回 》

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<4月6日の花見山・・・・寒い 何も咲いていない?>

4月3日付の花見山開花情報では、サンシュと紅梅、白梅が咲いているとのことでしたが、いずれも地味な花々で、地元の正直な方に警告された通り、まだまだでありました。福島の花を楽しむのは4月中旬には桜、桜が終わると桃、桃が終わると林檎といたるところ花街道となるようです。花見山も4月中旬以降に桜が咲くらしい。4月の初旬は端境期のようで雪はちらつくし寒いばかりなので早々に撤収しました。
一縷の望みだった開花情報には、がっかりしましたが、入り口で案内人の方が御婆さん達に、いつもは2マイクロシーベルトぐらいあるけど、今日は1.3マイクロシーベルトですと、説明していたのが、とても好感がもてた。花見山も昨年、ホットスポットとニュースには出ていましたので、土を入れるなど除染の実験を進めているらしいけれど、頑張ってほしい。

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<福井交通飯坂線…..福島駅のチケット売り場にも、線量が表示されていた>
こういった積み重ねが大事だと思いますです。日本政府のような隠ぺいは、百害あって一利なし。春なのに雪は降りだすし、ホームに早く入りすぎたため、兎に角寒いので改札から出してもらい、駅ビルで買い物してきました。ロッカーが一杯でJRの構内のものを借りたときの、JRの駅員さんも、この飯坂線の駅員さんも皆さんとても親切でした。

<御宿かわせみー部屋数12室>
震災後は、満室になることはなかったようですが、ようやく4月7日土曜日満室になったそうです。桜の終わりの周辺の桃の畑が満開になるころ来ればきっと最高だと思いますが、今回は想像だけ。

《ウェルカムドリンク-抹茶と和菓子》

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《気遣い-部屋の名前がついた草履(スリッパ)や翌朝、新しい浴衣が用意してあるなど、など》
①温泉旅館の大浴場で、とても嫌なのが自室からはいてきたスリッパを、誰かにはいて行かれてしまい、残った水虫が付いているかも知れないスリッパを履かざるを得ないことです。この旅館は、部屋の名前が書いてあるスリッパを用意しているのです。偉い!ついでに言うと、従業員は客間の玄関の外に草履を脱ぐ教育を受けているらしい。
②翌朝、新しい浴衣が用意してあるから、朝ぶろ行った後、気分が良いのであります。
③大浴場(室内)と露天風呂と温度が違う。:温泉は60度なので、外は外気があるからやや熱く、中はやや低めと調節が絶妙です。また、風呂から出たところでは、日々冷たい飲み物の種類が変わります。ブランデーも飲めるらしい。

<気遣いの草履>
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《気遣いのラウンジ》

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《美しい庭など》

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《美しい献立表》

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《アワビやサザエの肝など相当こっていた逸品 ―酒呑みにはたまりません》

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《4月の献立とのこと-鮭も燻製》

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<福島のテレビ局トップニュース>
嬉しいニュースが飛び込んできました。
女子200メートル個人メドレーに出場した福島市出身の加藤和選手がロンドンオリンピック出場を決めたニュースを両親までインタビューを受けて延々とやっていた。昔、地方から来た某有名国立大の友人が、国に帰ると○○大学の××君帰京と新聞に載ると言っていたが、同様にちょっと大げさだけどほほえましく思いました。もっともロンドンオリンピック代表は、他の競技を含めて県内第1号で、福島県の水泳選手がオリンピックに出場するのは史上初めてだそうですから、ま、致し方ないわけであります。それにしても長すぎたな…….

<飯坂温泉>
《飯坂温泉街-手前の旅館2軒は廃業?嘗ての熱海のようにぼろぼろだった。》
現実は厳しい。福島原発のせいではないと思いますが、橋を渡った温泉街入口の温泉旅館が廃業なのか寂しい状況のままだったです。三十数年前、旅館名は覚えていないですが、仲間と数人で飯坂温泉に行きました。お願いした通りになっていなくて、幹事が面目丸つぶれ旅行会社に抗議していたのを記憶しています。こういった商売も積み重ねでしょうね。
  しかし、温泉街と反対側の街並みは、昔の建物を復元したり綺麗にして一所懸命街おこしをしている人達の気持が、ひしひしと伝わって来ます。もうひとつ、ふたつ観光スポットがあると良いのですが、片岡鶴太郎さんの美術館が隣駅なのが残念です。電車の本数少ないし。まさか、金沢の様に周回100円バスだすわけにいかないでしょうが.....

《右手は旅館街》

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《鯖湖湯》

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《旧堀切邸-豪商の邸宅跡-無料開放されている》

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《関連-今春は、福島旅行に決めた》

https://sodaxpiee.blog.ss-blog.jp/2012-03-02