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大文字焼を愉しむ(箱根強羅祭り2015)~今だから箱根Ⅰ [箱根]

箱根は、相変わらず火山活動は警戒レベル3のままである。
2015年、毎年8月16日に神奈川県箱根町で1921年(大正10年)から続く、有縁無縁の霊を慰めるうら盆の送り火である大文字焼をハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパの大文字焼が真正面に見える部屋(天気なら富士山も見える)を取って眺めた。晴れてよかった。地元は火山活動もあって、大変な思いで約3ヶ月も前から準備を始め、80余名で篠竹を松明にして燃やした。ここの大文字焼は花火も一緒に打ち上げられる。
さて、京都もそうだが、大文字の送り火では、なぜ「大」の字なのかというのは謎だそうである。大という字は、星をかたどったもので仏教でいうところの悪魔退治の五芳星の意味とか、一年を通して位置の変わらぬ北極星(北辰)は神の化身、北極星を象った大の字を、同じく動かぬ山に灯したとか諸説あるも分からない。
どこでも大文字焼の意味は、お盆に帰ってきた死者の魂を再びあの世へと送り出すためであることは変わらないようだ。

《大文字》

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《大文字焼と花火》

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《花火》

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大文字焼を愉しんだ、翌日8月17日はあいにくの土砂降りの雨、もはやこれまでと思ったが、その日の夕方
《レストラン ベルス で大吉》
8月17日ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ総料理長金山康弘さんが自ら腕を振るう、完全予約制のレストラン「ベルス」にて。客は私達夫婦一組限定。料理とニュージーランドのワインに舌鼓をうった。(メニューはおみくじ風素材だけ記述とかなり斬新)

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《総料理長金山康弘さんと》

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《素材のみ記述のメニュー》

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◆彫刻の森美術館~今だから箱根Ⅱ 
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タグ:大文字焼