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目黒寄生虫会館から歴史あるマンション目黒コーポラスに至る [目黒散歩]

3月23日お彼岸で墓参りに行ったついでに、今や観光コースの目黒寄生虫会館から日本有数の歴史あるマンション目黒コーポラス(築年:1963年)を撮影。

《目黒寄生虫会館》→大鳥神社から20メートル
入館料無料である。
同名の財団法人が運営する世界で唯一の寄生虫の博物館。
1953(昭和28)年 医学博士・亀谷了先生(かめがい さとる:1909年-2002年)の私財により研究機関として設立。
亀谷先生は御存命のおりは、往診も欠かさず、近隣では大変尊敬されていた名医だったように記憶している。
亀谷邸2階(その後寄生虫会館となった)には、クロード岡本と言う高名な画家が一時期、寄宿していたと記憶している。
昭和時代には、随分人気のあった画家だったので週刊新潮の新潮ギャラリー等に良く掲載されていた。
中学生のころは肝試しで良くこの会館を見学した。フィラリアに侵され肥大した人が、局部に座っているおどろおどろしい写真が掲示されていた。今回は、ズラッと並ぶ寄生虫のアルコールづけ標本を見て、外人の青年の見学グループが「ワーオ!」なんて言って、騒いでいた。
なお、目黒寄生虫会館は、今は、財政的には、厳しいかどうかは知らないが、2階で寄生虫デザインのTシャツや、キーフォルダー等販売するほか、寄付金を募っている。もちろん、寄付してきたが大枚ではない。

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《目黒コーポラス》
日本最古ではないけど、マンションとしては相当古い。隣の目黒3中に通っていたので、友人で住んでいるやつもいた。専門家の話だと、昔のマンションはガタイがしっかり作ってあるので、安普請の昨今のマンションと違い、中古でもあまり値段が下がらないとのこと。
築年月:1963年12月(昭和38年12月)
所在地:東京都目黒区下目黒3丁目24-14
交通:JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線「目黒」駅より徒歩13分
施工会社:佐藤工業

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《隣の目黒3中》
勉強はあまり出来なくて、スポーツや喧嘩は弱いのが特徴の中学校だったが、今はどうなのだろうか?

(注)平成27年4月:東京都目黒区立第三中学校・第四中学校は少子化を理由に統合され大鳥中学校(近所に大鳥神社がある)として生まれ変った。場所は旧3中に同じ。


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