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云十年ぶりの鬼怒川温泉郷 [日本の旅]

鬼怒川温泉は、江戸時代に発見され、当時は日光詣の僧侶や大名のみが入ることを許されたという由緒正しき温泉だそうだが、初めて行った約40年前(昭和53年)に会社で行った頃は安近短からか、社員旅行の定番のような温泉だった。しかし、宴会はおろか歴史的建物などもなかったようで、全く何があったのか記憶がない。その頃は、東武電車特急で向かったのだが、行きから飲んだくれていた先輩たちが、東武電車の中途半端なラウンジなどにケチをつけていたのをわずかに覚えている。
さて、平成が過ぎ去ろうとしている2019年の10連休の4月27日-28日、事情があってもう外国も、国内ですらも長期旅行は行けなくなったわが家族全員で、安近短で簡単に行けるのは最寄りのJR駅から直で行ける鬼怒川ぐらいであった。行きはよいよい、帰りは怖いというが、帰りも電車1本で帰れるはずだった。しかし、のんびり駅待合室でくつろいでいた私たちが、いざ電車に乗ろうとしたらボードに当該電車の表示が無い。連休中だというのに車両故障。小さな看板のみで、アナウンスなし。驚愕、動転。次の電車は、下今市から残り4席に老義母を含む3名分をようやく確保、下今市までと草加から大宮まで中途半端に鈍行がまざり、東武電車乗り継ぎの旅に。年寄りの旅行で先は急がないけど、せっかく連れて行った老母にはきつい旅になったかもしれない。

《鬼怒川風景とライン下りを眺める》
鬼怒盾岩大吊橋からの眺め。

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《鬼怒川 金谷ホテルからの眺め》
温泉も結構、食事も酒もおいしかった。今度は、東照宮に行くときにでも利用させてもらおう。

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《吊り橋を渡った向こう側大展望台にがっかり》
5分と書いてあるが、決してお勧めできない。ようやく、てっぺんに上っても、大した風景は撮れない。以下は、展望台に上る急階段近くにあった像。ウン、何?
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《鬼怒川温泉駅》
駅前にはSLがお披露目、のどかな風景。でも、運休中止のアナウンスもなく、ホームでは駅員の説明も大混乱(笑) ということで、この時、我々は電車が運休のこと何も知らなかった。

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