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小布施お参りの旅と牛に引かれて善光寺参り [よしなしごと]

11月25日先月急逝した友人の夫のお参りに小布施のお家にお邪魔し、その後夕暮れの善光寺に立ち寄って来た。牛に引かれて善光寺参りの信州善光寺だ。

《小布施駅から》
御同行の皆さん。

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《善光寺》
立派なお寺

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★牛に引かれて善光寺参り
昔、信濃の国の心が貧しい不信心の老婆が、ある日、軒下に布を干していると、どこからか牛が一頭やってきて、その角に布を引っかけて走り去ってしまい、老婆は怒りながらその牛を追いかけていったところ、とうとう善光寺の金堂前まで来てしまった。
日は沈み牛はかき消すように見えなくなった。ところが善光寺の仏さまの光明がさながら昼のように老婆を照らし、ふと、足下に垂れていた牛の涎(よだれ)を見ると、まるで文字のように見え、その文字をよく見てみると
「うしとのみおもひはなちそこの道に
   なれをみちびくおのが心を」と書いてあった。
するとおばあさんの心に仏の心が芽生え、すっかり信心深い人間に生まれ変わってしまった。

★転じて「思いがけず他人に連れられて、ある場所へ出掛けること。また、他人の誘いや思いがけない偶然で、よい方面に導かれること」のたとえ。

牛のお導きもあってか、穏やかで、やさしい、いい旅でした。
皆様が、良い方面に行けることを願っています。